Q.統計学は苦手/嫌いなのですが、やっていけるでしょうか?
A.心理学を学ぶにあたって、統計学的知識はかなり重要なものだと思います。ただし、それは数式やパソコンの専用ソフトをつかってバリバリ統計学的検定をするためではなく、人間の行動の複雑さを理解するうえで統計学の考え方が役に立つからという理由です。人間の行動はとても複雑で、いろんな要因が関係して行動が規定されます。単に「Aならば必ずB」というように単純な因果関係はまず出てきません。そうした複雑でなかなかつかめない行動や現象をときほぐしてなんらかの関係性を見つけ出すのが心理学です。そうした関係性をとらえようとするときに、統計学の考え方はとても役に立ちます。 ですが、そうしたことは実際にゼミに入って議論に加わるうちにわかってきます。統計学を勉強するのはそれからでもいいと思いますし、話を聞いていればなんとなくわかってくると思います。統計学的検定はさらに実際にデータをとってみて意味がわかってきます。そのときに勉強すればいいのではないでしょうか。案外なんとかなるもんですよというのが答えです。
統計がよくわかんなくてもやっていけるかどうかは、先輩方を見(ry…
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